開催日:2007年(平成19年)7月21日(土)
参加者:患者様・御家族: 11名 職員: 16名
会の冒頭、10分程度リラクゼーション体操を参加者全員で行った。
テーマ①「化学療法の副作用とその予防・対処法」
副作用の原因
抗がん剤は悪い細胞をやっつけるだけでなく、良い細胞にも反応をするため
体の敏感な部分は影響を受けやすい為症状が現れる
★口内炎
- アイスボールやうがい薬、軟膏などを使用
- 口の中を乾燥させないようにする。(マスク着用するなど)
- 歯ブラシは柔らかく小さめのものを使用する
- 吐き気止め(内服・坐薬・注射)の使用
- うがいをする(氷水・レモン水・番茶などでさっぱりする)
- 食べたい時に食べられる物を少しずつ
- ゆったりした服装と、楽な姿勢
- 下痢止めの薬(整腸剤・消化剤)を使用
- 激しく長引く場合は、化学療法を中止する場合がある
- 緩下剤等の便秘薬使用
- 排便があっても便秘薬服用を
- 数日間排便がない場合、坐薬や浣腸を行うことも
- 薬の種類による(全ての薬に起こるわけではない)
- 帽子・スカーフ・ターバン・かつらなどの着用
- ヘアカラーやパーマは避ける
- 抜け毛の処理はこまめに
テーマ②「書物の紹介」
タイトル「それぞれの風景~人は生きたように死んでゆく ~」 堂園晴彦先生 著
「ホスピスに入ったからといって、幸せに死ねるわけではない。死に場所ではなく、
死んでいく時の風景が大切なのだ…」 がん専門医が多くの末期患者から学んだ
生と死の風景。見送った人々からのメッセージを鮮やかに綴る。
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