開催日:2006年(平成18年)10月28日(土)
患者様・御家族: 10名 職員: 10名
テーマ「息苦しさをがまんしていませんか?」
がんに関連して起こる呼吸困難とその緩和方法について
呼吸困難がおこる原因として
- 腫瘍が肺の内部にひろがっている
- 胸に水が溜まっている
- 貧血
- 全身の衰弱
- 痛みが強く腹水が溜まっている
- 肺の感染症
- もともと気管支喘息・肺気腫・心不全等がある
- 手術による肺の一部切除
- 化学療法・放射線治療の影響により肺が線維化している
- 不安や心配などの心理的要素
- 抗生物質の投与
- 胸に溜まっている水を抜く
- 貧血に対する輸血
- 酸素吸入
- モルヒネの投与
- 室温を少し下げ、窓を開け風通しをよくする
- 乾燥を防ぐため加湿器を置く
- 生活する部屋をトイレに近い場所にするなど、なるべく体を動かさない
- リクライニングベッドなどによる上半身を起こした無理のない姿勢
- 痰の排出(水分補給・姿勢を変える・薬の投与・ネブライザーなど)
- 排便の調整(水分を多めに・緩下剤服用・腹部マッサージ・坐薬・浣腸)
- 不眠に対する睡眠薬使用
- 不安の軽減(訴えをよく聞き優しく話しかける・注射使用など)
- 在宅酸素療法
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