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2013年1月26日土曜日

2007年6月

第15回さくら会

開催日:2007年(平成19年)6月23日(土)
参加者:患者様・御家族: 9名  職員: 15名

テーマ①「化学療法について」

 化学療法の目的
  • 術前にがんを小さくしたり、手術でとりきれなかった小さながんに対する治療
  • 再発の予防やがん細胞の増殖を遅らせる
  • がんに起因する症状を和らげる
  • 放射線療法との併用で効果を上げる
 化学療法が実施できる条件
  • 全身状態や栄養状態が良いこと
  • 白血球や腎機能に異常が認められないこと
  • 原則として年齢が75歳以下
  • 腎機能障害、貧血、肺炎などの重篤な合併症がないこと
 投与法など
  • 内服薬・・・錠剤・カプセル・顆粒・シロップなど、外来治療でよく使用される
  • 点滴・注射・・・手や腕の血管からの投与や、鎖骨下静脈・足の付け根や肝臓の動脈へ投与
 注意点など
  • 強い薬を使用する為、点滴漏れの際皮膚の痛みや腫れが起こり、さしかえが必要
  • 化学療法実施前、毎回採血を行いデータ異常があると中止する事がある
  • 採血データに異常がなくても、体がきつい・いつもと違うなどがあれば我慢せず知らせる
テーマ②「絵本の紹介」

   本のタイトル「わすれられないおくりもの」 スーザン・バーレイ作 評論社

   動物たちが主人公であり、その中のアナグマの死をとおして
   友人同士のありかたや、たがいに心や技を伝えあっていくことの大切さ
   ひいては、人間の生き方をも静かに語りかけている作品。

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